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ALC外壁とは?メリットやデメリットのほかに塗り替え時期も解説

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皆さん、こんにちは!

豊田市の外壁塗装専門店ペイントスタジオです。

 

住宅に使用される外壁材には様々な種類が存在します。

ALC外壁という外壁材も優れた機能を持っていることから、選ばれる方も多いです。

今回はALC外壁を詳しく解説していきます。

 

ALC外壁とは

ALC外壁とは、ヨーロッパを中心に普及した建材で「軽量気泡コンクリート」を意味します。

高温で発砲加工しており内部に気泡が空いているため、その名の通り非常に軽いのが一番の特徴(一般的なコンクリートの約1/4の重量)です。国外では北極圏から砂漠地方まで、国内では東京スカイツリーや東京都庁でも使われています。

また、そのALCパネルの代表的製品には、旭化成のヘーベルハウスにも使われているヘーベルパワーボードなどがあります。

 

ALC外壁のメリット

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高い耐久性

ALC外壁のメリットとして、一番最初に挙げられるのは「耐久性」でしょう。

こまめにメンテナンスを行えば、約50年程度は外壁の張り替えなどをせずにお家に住むことができると言われています。

その高い耐久性は、ほかの外壁材と比べても優れています。

高い断熱性

二つ目のメリットは、高い「断熱性」です。

この高い断熱性のおかげで外部の気温や季節による温度変化の影響が受けづらくなります。

そのため、少し建物内部で温度調整をしてあげればそのまま温度を保つことができます。

エアコンの電気代を少しでも節約したいと考えている方におすすめです。

耐火性・遮音性に優れている

主成分がコンクリートということもあり、耐火性がとても高く、周辺で火事が起きたとしても建物が燃えにくいため中にいる人の安全を確保することができます。

さらに、ALC外壁は耐火性だけでなく遮音性にも優れており、内部の気泡によって音を吸収し音を通しにくくする性質をもっています。

外の音が気になる方や道路に面している所にお家が建っている方におすすめです。

軽い

ALC外壁はコンクリートの1種ですが、その軽量さが売りの資材です。

この軽さから建物に対する負荷を少なくし、建物全体の耐久性や耐震性などを向上させる効力があります。

 

ALC外壁のデメリット

吸水性が高い

AlC外壁は、水分を吸収しやすい性質を持っているため、外壁の塗膜が劣化している場合には雨水が建物の内部に侵入して酷い劣化を引き起こす可能性があります。

対処としては、定期的なメンテナンスを行い外壁を保護しておく必要があります。

つなぎ目が多い

ALC外壁は、サイディングボードよりも小さなALCパネルを建物に取り付けていく方法になるため、その分つなぎ目が多く雨漏りリスクが高くなります。

対処法としては、シーリング材でつなぎ目をしっかりと埋めることが重要になります。

費用が高い

一般的に使われているサイディングやモルタルに比べると、ALC外壁は約1.5倍から2倍ほどの費用がかかります。

なぜ費用が高くなってしまうのかといえば、耐久性の高いので必然的に費用も高くなります。

初期費用にあまりお金を掛けられないという方は、検討が必要になってきます。

しかし、その高い耐久性によってトータルコストが安くなるという場合もあるため、最初によく考えておくことをおすすめします。

 

ALC外壁の塗り替え時期と劣化の症状

塗膜の浮きや剥がれ

外壁の塗膜の浮き・剥がれが発生している場合には要注意です。

浮きや剥がれを放置してしまうと、雨水などが内部に侵入してしまいます。

状態が酷い場合には、雨漏りなどを起こす可能性があります。

シーリングの劣化

外壁の目地の部分にある「シーリング」と呼ばれる資材が劣化している場合も注意が必要です。

外壁材のつなぎ目にあるシーリング材が塗膜の劣化によってひび割れたりすると、そこから雨水が侵入してしまい、建物内部にダメージが及んでしまう可能性があります。

その他の劣化

チョーキング現象やカビ・コケなどが発生している場合やALC外壁材自体に劣化が見られるような場合も劣化のサインと塗り替えのサインの目安としてみてください。

 

ALC外壁を使用する際の注意点

防水性の高い塗料を使用する

ALC外壁は、吸水性が高く水分を吸収しやすいため外壁に塗装する塗料は、防水性の高いものを使用することが重要となってきます。

コストパフォーマンスが高いシリコン系塗料をはじめ、フッ素やウレタン塗料といったものを使用することをおすすめします。

こまめなメンテナンスが必要

ALC外壁は、塗膜が劣化してくるとすぐに雨水が侵入して内部にダメージを及ぼしてしまいます。

そのため、定期的なメンテナンスが必要となってきます。

年数で言えば、メンテナンスのサイクルは約10年程度ですが、お住まいの地域などによっては、これよりも早まる場合も十分に考えられるので、劣化状態をチェックするようにしましょう。

 

まとめ

ALC外壁のメリットに耐久性が高いことが挙げられますが、劣化は必ず起きますのでそれを見逃してしまうと雨漏りの原因などに発展してしまいます。

その雨漏りも放置してしまうと、さらに大きな工事が必要になってきてしまうため、早めの対処が大事になります。

少しでも気になることがあったら、必ず専門業者に相談しましょう。

ペイントスタジオでは、建物診断というサービスを無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。

 

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