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サイディングの直貼り工法と通気工法の違いについて解説
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皆さん、こんにちは!
豊田市の外壁塗装専門店ペイントスタジオです。
最近来店されたお客様で、「うちは、直貼り工法の壁と言われたのだけれど…。」という方がみえました。
自分のお家が「直貼りですね。」と業者に言われても、「どういうこと?」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外壁には、直貼り工法で建てられたお家と、通気工法で建てられたお家があります。
今回は2つの工法の違いや直貼り工法かどうかの簡単なチェック方法、メンテナンス方法について解説します。
サイディングの直貼り工法と通気工法の違い
サイディングには直貼り工法と通気工法と2つの方法があります。
それぞれの工法を以下で詳しく解説します。
直貼り工法とは
外壁の防水シートの上にサイディングボードを直接貼り付ける工法です。
元々は一般的な工法で、多くの住宅で使用されていました。
しかし、この工法は、万が一内部に水、湿気が入ると逃げ道がないため、内部結露しやすいという欠点があります。
また、現在では直張り工法は住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)で禁止になっています。
通気工法とは
防水シートとサイディングの間に「通気同縁」という木材を挟んで、空気が通る隙間を確保した工法です。
水分が逃げられるため、構造が劣化しにくい他、空気の層が出来るため、断熱効果が高まるというメリットがあります。
2000年以降、多くのメーカー、工務店が標準工法としています。
お家は直貼り工法?簡単なセルフチェック方法
ご自宅の外壁が直貼りかどうか気になる方も多いでしょう。
専門業者じゃないと分からないと思われがちですが、意外と簡単にチェックが可能です。
【用意するもの】
使用していないカード類or物差し
【セルフチェック方法】
サイディングと水切り板金の隙間にカードか物差しを差し込んで奥行きがあるかをチェックします。
〇奥行きが1~1.6cm程度 → 直貼りの可能性あり
〇奥行きが2cm以上、指が入るような隙間あり→通気工法
直貼り工法のメンテナンス方法
直貼り工法は内部に湿気が溜まりやすいので、塗装がはがれる、膨れるという不具合が起こる危険があります。
2つのメンテナンス方法があるので解説します。
張り替える方法
・膨れ、剥がれなどの症状がたくさんでている
・将来的な不具合の危険をなるべく無くしたい
上記の症状や寿命や耐久性を考えるのであれば、外壁張替え工事をおすすめします。
その分工事期間やコスト面などは以下の塗装と比べて上がってしまいますが、長期的に考えると張替え工事の方が雨漏りのリスクも減るので安心です。
塗装をする方法
・膨れ、剥がれなどの症状はほとんど出ていない
・今は出費を抑えたい
塗装をしても、100%不具合が起きなくなるというわけではありません。
元々もっている、直貼りによる「湿気が内部にたまりやすい」は変わらないので、こまめなメンテナンスが必要となります。
塗装をする場合は透湿性塗料をおすすめします。
「透湿性塗料」とは、水蒸気透過性にすぐれていて、表面からの水分の影響を緩和し、膨れやはく離を制御します。
弾性・微弾性塗料は、湿気の逃げ道も塞いでしまうため直貼り工法のお家には適しません。
まとめ
今回は、サイディングの直貼り工法について詳しく解説しました。
紹介したセルフチェック方法でお家が直貼り工法だった方は、将来のことを考えると張り替えた方が安心です。
外壁について相談したいなどございましたら、創業100年以上・年間施工300件以上の実績を誇るペイントスタジオまでお気軽にご相談ください。
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