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外壁塗装に使うシリコン塗料の特徴は?メリットとデメリットを解説!
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皆さん、こんにちは!
豊田市の外壁塗装専門店ペイントスタジオです。
外壁塗装で用いられる塗料にはさまざまな種類があります。その中の1つとしてシリコン塗料も含まれていますが、あらかじめどのようなものなのか知った上で選びたいと考えている方もいるでしょう。そこで今回は、外壁塗装に使うシリコン塗料の特徴やメリット・デメリットなどを紹介します。
どんな塗料を選べばいいのかわからない方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
外壁塗装に使うシリコン塗料の特徴
そもそもシリコン塗料というのは、塗料に含まれている樹脂としてアクリルシリコンが用いられている塗料のことです。外壁や屋根の塗装で長年利用されるほど人気の高い塗料で、多くの塗装業者が用いています。
そのことからよくすすめられる塗料という一面もあり、すでに知っている方や聞いたことのある方もいるかもしれません。
主な製品としては、日本ペイントの「サーモアイSi」や関西ペイントの「アレスアクアセラシリコン」などが挙げられます。
さまざまな製品が販売されており、各メーカーで複数の塗料が販売されています。
ただ、塗料に関しては業者のほうが知識を持っている場合が多いため、気になる事はしっかりと話し合いながら決めるようにしましょう。
なお、性能に関してはシリコンの含有率によって変わります。含有率が高い製品であるほど防汚性や耐久性などが高くなります。しかし、含有率が高いと値段も高くなってしまうことから予算的に厳しくなる方もいるでしょう。
基本的に低いものであれば20%以下で、高いものだと45~65%ほどです。
外壁塗装の際のシリコン塗料のメリット
多くの現場で用いられやすい種類ですが、主なメリットとして以下の2つが挙げられます。
- メンテナンス費用が安い
- 耐久力が高く、汚れに強い
どのメリットも魅力的なものですが、具体的にどのようなメリットなのでしょうか。以下の項目で各メリットの内容を見ていきましょう。
メンテナンス費用が安い
そもそも外壁は定期的なメンテナンスが求められるものであり、その上で塗装も行います。
もしメンテナンスを怠れば外壁としての役目も弱まってしまい、最終的に住宅全体のトラブルとして発展してしまう恐れがあります。そのようなことを防ぐためにも、外壁は定期的なメンテナンスが必要となるのです。
シリコン塗料は耐久性や汚れに強いこともあり、メンテナンス費用が安く済みます。
予算が少ない場合でもメンテナンスしてもらいやすいからこそ、費用的なことを考えてもおすすめの塗料であるといえるでしょう。
また、費用的なことを考えると断熱性や遮熱性もあるシリコン塗料を塗ってもらうのもおすすめです。
断熱性や遮熱性もあることから、メンテナンス費用だけではなく冷暖房費を抑えられます。
耐久力が高く、汚れに強い
上記で触れたように、耐久性に優れている種類でもあります。
耐熱性や耐候性、耐水性に優れており、毎日太陽の熱や雨風にさらされる外壁や屋根にぴったりです。
そのおかげで長持ちしやすく、コスト的な観点から見ても魅力的な塗料です。
もし予算が少ないのであれば、シリコン塗料について検討してみると良いでしょう。
その上、汚れにも強いというところも魅力的なポイントです。湿気を通しやすい上に塗装膜も剥がれにくいことから、コケやカビ対策にもつながるのです。コケやカビは外壁の見た目を悪くしてしまう上に、掃除も大変です。日頃からメンテナンスする意味でも、コケやカビ対策がバッチリなシリコン塗料は優秀な存在といえるでしょう。
外壁塗装の際のシリコン塗料のデメリット
メンテナンス費用が安いことや汚れに強いことなどのメリットがあるため、非常に魅力的な存在でしょう。そのことから早速選びたいと思うかもしれませんが、なんとなくで判断すると後悔する恐れがあります。なぜなら、以下のようなデメリットがあるためです。
- 重ね塗りには不向き
- ヒビ割れしやすい
それぞれ具体的にどのようなデメリットなのでしょうか。
重ね塗りには不向き
表面が固く撥水性に優れている影響で、重ね塗りに向いていません。
重ね塗りをしても塗料を弾いてしまい、塗膜の密着性が悪くなってしまう恐れがあります。
ただ、必ずしも重ね塗りができないというわけではありません。
相性が良い下地材を用いることで、しっかりときれいに塗装できます。
また、業者の技術力もシリコン塗装の重ね塗りで重要となります。そもそも扱いにくい塗料でもあるため、重ね塗りの経験がある業者に相談するのがおすすめです。訪問販売で外壁塗装を勧める業者もいますが、本当に経験があるのか把握しにくいため、そのような業者に任せずに自分で調べて納得できる業者に相談しましょう。
ヒビ割れしやすい
外壁塗装の問題で挙げられるヒビ割れですが、シリコン塗料による塗装だとヒビ割れが生じやすくなります。
これは塗膜部分が硬く剥がれにくいことが影響しており、弾性がないからこそヒビ割れしやすいのです。ま
た、外壁のヒビ割れと共に塗装部分もヒビ割れを引き起こしてしまう恐れがあります。
そのことを踏まえると、振動が多い立地には向いていないといえるでしょう。また、温度や水分で伸縮する素材に対して塗装することにも向いていないため、土地や素材なども考慮して業者と話し合ってみることをおすすめします。
もしヒビ割れに強いものを探しているのであれば、弾性塗料が挙げられます。弾性塗料は高い伸縮性を持つことからヒビ割れに強く、ヒビに追随し表面化を防いでくれます。
外壁塗装に使うシリコン塗料の耐用年数
各塗料には耐用年数というものがあります。
外壁を塗装してまた塗り替える必要になるまでの年数を指す言葉であり、塗料を調べる上では重要な言葉です。
その上でシリコン塗料の場合は7年から15年で、5年から10年のウレタン塗料と比べると長持ちします。
一方でフッ素塗料の場合は12年から20年ということもあり、シリコン塗料と比べるとフッ素塗料のほうが優れています。
ここまで読むとフッ素塗料のほうが優れているように思えるでしょう。しかし、フッ素塗料は費用がかかる塗料であることから、予算が少ない方だと厳しいかもしれません。そこまで高価ではない上に耐用年数が長いシリコン塗料は、コストパフォーマンスに優れた塗料であるといえるでしょう。
外壁塗装にシリコン塗料を選ぶ場合の注意点
シリコン塗料はどんなものでも良いというわけではないので、注意しましょう。
種類を見極めて選ばないと、効果がきちんと発揮されないかもしれません。
例として他の塗料と同じく水性と油性に分けられます。水性は強烈な臭いがないという魅力を持ち、油性は安定した耐久力を持っているという魅力を持っています。
ただ、近年ではそれぞれの種類が持つデメリットを克服するような塗料も登場しています。また、積極的に新しい種類の塗料も開発されています。
水性と油性とは別に1液型と2液型にも分けられます。1液型はリーズナブルで扱いやすいことが魅力です。一方で2液型は耐久力に優れており、さまざまな素材に対応しているという魅力を持っています。
シリコン塗料を選ぶ場合は専門の外壁塗装業者に相談しよう
シリコン塗料は良いところもあれば注意すべきこともあります。
それだけではなく、各メーカーの塗料によって特徴も異なるからこそ、業者の話を聞いて選ぶことをおすすめします。自分たちで調べることもできますが、やはり専門業者の話を聞くことで、どの塗料が塗装してもらいたい外壁にぴったりなのか判断できるでしょう。
自分で塗装したい方がいるかもしれませんが、シリコン塗料は付着力が弱いこともあって扱いにくく、DIYには向いていません。
そういった意味でも、シリコン塗料による塗装は専門業者に任せることをおすすめします。
まとめ
外壁塗装においてシリコン塗料は魅力的な存在であり、耐久力が高いことやメンテナンス費用が安いというメリットがあります。しかし、ヒビ割れしやすいといったデメリットもあるため、注意が必要です。
それでも長年利用されてきた人気のある塗料であるからこそ、しっかりと専門業者と話し合いながら実際に使うかどうか決めるようにしましょう。
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