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屋根をリフォームする際の相場は?工事の種類と費用を解説!

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皆さん、こんにちは。

豊田市拳母町の外壁塗装・屋根塗装専門店ペイントスタジオです。

 

屋根は雨風や紫外線から家を守る役割を担っています。しかし、下から見えないところにあるので、知らない間に劣化していたということも珍しくありません。

屋根が劣化している場合はリフォームを検討したくなりますが、いったいどれくらいの費用がかかるのか気になるのではないでしょうか。そこでこの記事では、屋根リフォーム工事の費用相場をご紹介します。

屋根全体のリフォーム工事の種類と費用

屋根全体のリフォーム工事の種類と費用

屋根全体をリフォームするとなると、まずはどのような工事が必要になるのか知らなければいけません。一言に屋根のリフォームといっても、いくつか種類があって費用も異なります。そのうえ、屋根のリフォームに使用する材料によっても費用は変化するので注意が必要です。

では、屋根全体をリフォームするときの工事の種類3選と、それぞれの費用相場を紹介していきます。

屋根塗装のリフォーム

屋根塗装のリフォームとは屋根材の損傷が少ない場所を清掃し、色褪せた屋根材を塗装する工事です。使用する塗料によって費用が大きく変わる特徴を持っています。

 

塗料の種類 費用目安(1缶当たり)
アクリル 5,000~10,000円
ウレタン 5,000~15,000円
シリコン 15,000~40,000円
フッ素 40,000~80,000円
無機 50,000~120,000円
光触媒 50,000~100,000円

 

アクリルは耐久年数が3年程度なので、そこまで費用は高くありません。しかし、無機や光触媒になると耐久年数が10年以上もあるので、それに合わせて費用も高くなります。このように使用する塗料によって費用は大きく異なりますが、屋根塗装のリフォームの相場は約25~40万円です。費用は塗料を変えることで増減できるので、状況によって選びましょう。

屋根重ね葺き工事(カバー工法)

屋根重ね葺き工事とは、現在設置されている屋根をそのままにした状態で、新しい屋根材を上にかぶせる工事のことを指します。設置されている屋根材を解体しないので、余計な作業やゴミが発生せず、費用相場はおよそ50~120万円です。工事費用を抑えられるうえ、屋根材が二重になるので断熱性・遮音性ともに上がるメリットもあります。

一見すると屋根重ね葺き工事はメリットが多いように見えますが、屋根を重ねるので湿気や熱がたまりやすいです。湿気や熱を逃がすために換気口を付ける工事が別で必要になることもあります。屋根重ね葺き工事自体の相場は50~120万円ですが、場合によってはもっとかかることもあるので気を付けましょう。

屋根葺き替え

屋根葺き替えとは設置されている屋根材を撤去して、新しい屋根材を備える工事のことです。屋根材の交換というかたちになるので、現在設置している屋根材の処分費用が発生します。そのため、重ね葺き工事と比べると費用が高く、相場は70~140万円と最も高いです。

また、使用する屋根材によって費用も変わります。

 

瓦の種類 費用目安(1平方メートルあたり)
トタン 5,000~6,000円
アスファルトシングル 5,000~6,000円
化粧スレート 4,500~8,000円
セメント・コンクリート 6,000~8,000円
ガルバリウム鋼板 6,000~9,000円
天然スレート 10,000円以上
粘土 9,000~12,000円
銅板 20,000円以上

 

値段の高いものほど耐用年数が長いので、どの屋根材を使用するかよく検討しましょう。

屋根の部分リフォーム・補修の種類と費用

屋根の部分リフォーム・補修の種類と費用

屋根全体のリフォーム工事は主に3種類あって、25~140万円と工事方法によって大きく異なりました。

しかし、屋根のリフォームは塗装や葺き替えだけではありません。場合によっては塗装や葺き替え工事以外に、主に4つの補修工事が必要になります。では4つの補修工事がどういったものなのか、4つの種類別に費用相場もあわせてご紹介します。

コーキング補修工事

コーキングとはゴムのようなパテのことで、屋根材の損傷による雨漏りなどを防ぐ効果があります。コーキングが切れている場所は補修しないと雨漏りが発生するので、新たに打ち直さなければいけません。

コーキング補修工事は主に2つのやり方があって、費用も以下のように異なります。

 

種類 概要 費用(1メートルあたり)
打ち替え すでに塗っているコーキングを剥がし、新しく塗り替える 900~1,500円
打ち増し すでに塗っているコーキングの上に塗り重ねる 500~1,500円

 

どちらの方法で補修するかどうかの判断は、基本的に業者が見てくれるので従うと良いでしょう。

漆喰(しっくい)補修工事

漆喰は瓦や石材などの接着に使われる材料で、主に日本瓦に使用することが多いです。漆喰にヒビが入ったり、傷んだりすると漆喰本来の接着剤としての効力が落ちてしまいます。

漆喰の接着剤が剥がれると瓦がズレて、何の対処もしないと近いうちに雨漏りが発生するでしょう。漆喰の耐久年数は15年程度なので、場合によっては屋根リフォームのついでに補修工事が必要になります。

漆喰の補修工事は30~80万円が相場です。この費用相場には足場代が含まれるので、足場が必要になるかどうかで費用は大きく異なります。場合によっては屋根リフォームと同じくらいの費用が発生するので気を付けましょう。

棟板金交換工事

棟板金は屋根と屋根の面が合わさるところ(棟)を接合するときに使用する板金です。そもそも板金とは、主にスレート屋根を留めるときに使用する金属のことを指します。そのため、屋根材にスレートを使用している場合は、棟板金の交換工事が必要になるかもしれません。

仮に劣化した板金を使用していると、スレートが風で浮いたりズレたりします。劣化した板金を使い続けるのは危険なので、業者にチェックしてもらいましょう。もし棟板金の交換が必要になる場合は、足場代込みで30~100万円が費用相場です。

安い金額ではありませんが、放置しておくとスレート屋根が浮いてくるので、異常がある場合は交換してもらいましょう。

雨樋(あまどい)工事

雨樋は普段あまり気にしない部分かもしれませんが、意外にも家の損傷を防ぐ役割を担っています。そもそも雨樋の役割は屋根に降った雨水をひとつの場所に集め、管を通って排水設備に流すことです。

雨樋があるおかげで屋根に降った雨水が、建物の外壁や土台に落ちることを防いでいます。仮に雨樋がなければ屋根から直接雨水が落ちて水たまりを作ったり、地面に跳ね返った水が外壁に付着したりする危険性があります。

もし雨樋をチェックしてヒビや破損が見受けられる場合は、業者に補修してもらいましょう。雨樋工事は1メートルあたり3,000円程度の費用が発生します。基本的に雨樋はそこまで長いものではないので、数万円程度で修理してもらえるでしょう。

まとめ

屋根のリフォームに必要な費用相場は以下の通りです。

 

工事の種類 費用相場
屋根塗装 25~40万円
屋根重ね葺き 50~120万円
屋根葺き替え 70~140万円
コーキング補修工事 500~1,500円(1メートルあたり)
漆喰補修工事 30~80万円
棟板金交換工事 30~100万円
雨樋工事 3,000円(1メートルあたり)

 

総額にすると数十万円から100万円程度が相場と言えます。しかし、屋根リフォームの費用は家の状態によって異なります。実際に見てもらわないと、正確な費用はわかりません。

屋根リフォーム工事の費用が気になる場合は、一度業者に見積もりを出してもらうと良いでしょう。見積もりだけなら無料で済むケースがほとんどなので、まずは現状を知るためにもチェックしてもらうのがおすすめです。

 

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