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屋上の防水工事の単価はどれくらい?種類ごとに解説!
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皆さまこんにちは!
防水工事ならペイントスタジオにお任せ!
屋上の防水工事を検討中の場合、費用のことが気になるものです。
「費用はどれくらいなのだろうか?」
「業者が見積もりを持ってきたが、これは適正価格なの?」
「もっと安い方法はないの?」
などと、あれこれ悩むことも多いでしょう。
今回は、屋上の防水工事の種類と特徴および単価はどれくらいなのかをお伝えします。
目次
屋上の防水工事の種類と特徴
屋上の防水工事といっても、いろいろあります。
しかも、種類によって、工程や単価が変わるのです。
各々の工事方法の長所・短所を知ったうえで種類を決めなければなりません。
単価も大切ですが、耐用年数や見栄えの問題も重要です。
業者とよく相談しながら検討する必要があります。
この記事では代表的な4つの方法を紹介します。
ウレタン防水
液状のウレタンを下地の上に塗る方法です。
塗るだけで防水層ができるという利点があります。
対象箇所として屋上は適応です。
形状に関わらず下地になじみます。
通気緩衝シートで、ふくれを防止することが可能です。
耐久年数は12年前後と普通です。
欠点としては、職人の手で塗るため、多少不均一となります。
もちろん、専用の器具を使い、最大限の均一さを追求するので安心です。
乾燥期間が必要なため、工期が比較的長くなります。
年月がたち劣化すると、亀裂が生じることがあります。
シート防水
合成ゴムシートとあるいは塩化ビニールシートを下地に貼り付ける方法です。
目立つ箇所には不向きですが、屋上なら適応となります。
短い工期で工事ができるという長所があります。
耐久年数は13年前後と普通です。
ゴムシートは収縮能が高く、耐候性に優れています。
ビニールシートは下地がどんな防水層でも使用できます。
下地が平らでなければ、工事が難しいのが欠点です。
合成ゴムシートは紫外線でシートが劣化することがあり、鳥害や衝撃に弱くなります。
それに対し、塩化ビニールシートは紫外線に強く、鳥害にも耐えます。
工事中は、振動と騒音が発生しますので、防止策が必要です。
アスファルト防水
合成繊維不織布にアスファルトをしみ込ませたシートを下地に塗り重ねていく工法です。
古くから使われており、信頼感があり、防水性に優れています。
対象箇所として屋上は適応です。
耐久年数は20年前後と長めです。
工事中に臭いが発生することが欠点で、拡散防止策が必要です。
火を使う工法だと、室外機などに燃え移る危険を伴います。
火を使わない防水冷工法というのもあります。
保護モルタルを塗るため、重くなり、木造建築には不向きです。
紫外線には弱いという欠点もあります。
5~8年ごとにトップコート施行が必要です。
FRP防水
FRP(Fiber Reinforced Plastics:繊維強化プラスチック)の被覆防水層で覆う方法です。
軽量で、耐水性、耐熱性、耐久性に優れています。
すぐに乾くので工期が短いです。
外見が綺麗なうえに、バリエーションもあります。
対象箇所として屋上は適応です。
紫外線に弱く、長期間あたると劣化して、ひび割れてしまう欠点があります。
また工事中に臭いが発生するため、臭気対策が必要です。
湿気によって硬化するため、気温に左右されやすいのも欠点です。
耐久年数は10年前後と短めで、コストが高めです。
屋上の防水工事の種類別の単価
屋上防水工事の平米単価は4,000円から15,000円とかなり幅があります。
そして、適正価格は7,500~9,000円です。
一般的な80平米の家ならば、60~72万円の計算となります。
見積りの単価がこの範囲内にあれば適正価格です。
適正価格より高い場合は、中間マージンを取られている可能性があります。
適正価格より低い場合は、工程を省かれている可能性があります。
ウレタン防水の平米単価は約7,500円
ウレタン防水の平米単価は5,000~8,500円と幅がありますが、適正価格は約7,500円です。
面積が増すと工期が伸び、単価が高くなってしまいます。
ですから、比較的狭い屋上に工事するのがお勧めです。
工事後のメンテナンスにかかる費用は安価ですみます。
大手ゼネコンから、業者を紹介してもらうと、中抜き分が加算されます。
ですから、地元で自社施工ができる所に直接頼む方が安いです。
余分なお金はかけないようにしましょう。
シート防水の平米単価は約8,000円
シート防水の平米単価は4,000~8,000円と幅がありますが、適正価格は約8,000円です。
施行面積が広いほど工事費が下がり、単価も低くなる特徴があります。
また、トップコートを用いてシートを長持ちさせると、長期的なコストが下がります。
ゴムシート工事後は6~8年ごとにメンテナンスが必要で、その分コスト高となります。
それに対して、塩化ビニールシート工事後のメンテナンスはほとんど要りません。
アスファルト防水の平米単価は約8,000円
アスファルト防水の平米単価は4,500~8,000円と幅がありますが、適正価格は約8,000円です。
屋上の面積が広い方が平米単価は低めとなります。
三つの工法があり、熱工法、冷工法、トーチ工法の順に安価となります。
施行前の下地の状態により単価が変わってきます。
障害物が少なく施行場所が片付いている方が安価です。
すでに雨漏りしていると高価になります。
現場の地形により、屋上に上がるのに足場の設置が要ると高価となります。
FRP防水の平米単価は約9,000円
FRP防水の平米単価は6,000~15,000円とかなり幅がありますが、適正価格は約9,000円です。
他の工法と比べると強度が高いため、重量のかかる屋外駐車場で好んで用いられます。
また、傷つきやすい場所を工事するなら、修理の頻度が低いFRP工法がおすすめです。
トップコートを塗ることで、長期の費用が減少します。
面積の広い屋上に用いる場合は、高価格ばかりが目に付くかもしれません。
しかし、適切な場所を選ぶならおすすめといえるでしょう。
まとめ
屋上の防水工事の種類と特徴および単価をお伝えしました。
- ・ウレタン防水
- ・シート防水
- ・アスファルト防水
- ・FRP防水
の4種類あり、単価はかなり幅があります。
しかし、適正価格は7,500~9,000円とそれほど差はみられません。
長所・短所を理解して、専門家と相談しながら、適切な施工法を決めましょう。
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