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外壁の上にさらに外壁を貼る?カバー工法について解説
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皆さん、こんにちは!
豊田市の外壁塗装専門店ペイントスタジオです。
先日、外壁塗装のご依頼のお客様が一部の外壁を貼りたいという方がいました。
ペイントスタジオでは、塗装の他にも外壁材を貼る「カバー工法」も行っております。
今回はそのカバー工法についてメリットやデメリットをご紹介します。カバー工法をお考えの方はご参考にしてみてください。
外壁のカバー工法とは?
重ね張り(カバー工法)は、その名の通り古い外壁の上に新しい外壁材を貼る工法です。
家に住みながらの施工が可能で、張り替えリフォームと違って既存の外壁を取り除く必要もありません。
下地材が腐食していないか確認するために、土台や軒下に近い所を剥がすことはあるものの、基本的にはそのほかの大部分は残したまま、新しい外壁を張り付けます。
このため、外壁の解体や撤去・処分にかかる手間や費用は発生せず、張り替えリフォームと比べると工事の期間・費用を削除できます。
カバー工法のメリット・デメリットと注意点
メリット:断熱性・防音性の向上
外壁材を重ねることで、壁と壁の間には空気の層が作られます。
この空気層が、水分を含む暖かい空気や冷たい空気などを遮断するため、夏は涼しく冬は暖かい室温をキープできます。そのため、冷暖房にかかる光熱費の節約にもつながります。
また、外壁が二重になることにより、遮音性も高くなる可能性があります。
車両の走行音など、屋外から聞こえてくる騒音が室温に伝わりにくくなれば、より静かで快適な生活が望めるでしょう。
デメリット:内部結露が発生する場合がある
外壁の重ね張りを行うと、壁の内側に結露が発生することがあります。
原因は、外壁の内と外に生じる気温差、そして既存の壁と重ね張りをした外壁の間の湿気です。
壁の間の空気と既存の外壁に温度差が生じるとき、空気中の水分が結露という形で壁の中に発生してしまうのです。
ただし、壁の中に「空気の通り道」をつくることで、内部結露は防ぐことができます。
施工する際に、外壁材を張り付けるための「銅縁」という部材を間隔をあけて配置することで、空気の通り道ができあがります。
暖かい空気は上昇する性質があるため、屋根との間につくった隙間から外へ逃がすことができれば、水分を含んだ空気が壁の間にこもらずに済みます。
重ね張りリフォームを実施する際には、結露の可能性を理解しており、銅縁などの施工もしっかりとしてくれる業者に依頼しましょう。
注意点:建物の総重量が増加する
外壁材が増えることにより、建物全体の重量がその分増加します。
重量のある建物ほど地震で揺れやすい傾向があるため、外壁の重ね張りを行うときは、外壁材の重さも配慮しておきたいポイントです。
前述したように「金属系」や「樹脂系」のサイディングボードが一般的には軽量であるため、これらの外壁材を利用することが多いです。
まとめ
外壁のカバー工法にはメリット・デメリットそれぞれあります。また、ご自宅の外壁の状況によっては施工が出来ない可能性もありますので、カバー工法が気になる方はお気軽にペイントスタジオまでご相談ください。
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