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基礎塗装について解説

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皆さん、こんにちは!
豊田市挙母町の外壁塗装・屋根塗装専門店ペイントスタジオです

 

今回は、基礎塗装についてです。

基礎塗装をしなければいけないのか疑問をお持ちの方もいるかと思います。

ですが、基礎塗装は重要な役割を持っている塗装です。

詳しく解説していきます。

 

建物の基礎

建物の基礎とは、地面と建物とのつなぎ目になる「土台」のことです。

お家を支える土台となるため、基礎がしっかりしていないと少しずつお家が傾いて建て付けが悪くなったり、地震や台風でお家が崩れやすくなってしまいます。

これは決して大げさな話ではなく、一般的なお家の重さは約100トンといわれていて、その重さを常に基礎が支えているんです。

ベタ基礎

ベタ基礎とは、現在もっとも主流となっている基礎で、お家の下すべてをコンクリートで固めてつくるのですが、コンクリートを流す前に鉄筋を組むことで、鉄筋コンクリートにして基礎の強度を高めています。

 

お家の下全体が基礎面積となるので、お家の重量を基礎部分で分散して受け止めることができ、地盤にかかる重さも分散させるので、耐震性も高くお家が傾きにくいんです。

 

また、防湿シートで地面を覆ってからコンクリートを流して固めるので、湿気を防ぐ効果もあり、湿気を好むシロアリがお家に侵入するのを防ぐことができます。

基礎はあなたのお家にとって大切な土台ですが、基礎に塗装をすべきかどうかは、あなたがどんなお家や暮らしにしたいかによって変わってきます。

 

基礎の表面はコンクリートで、基礎に塗装をしなければコンクリートの灰色のままになるので、外壁や屋根だけではなくお家の一番下までキレイな外観にしたいという場合は、塗装をするのがオススメ。

また、コンクリートは水分を吸収しやすく防水性が低いので、コンクリート内部の鉄骨が錆びてしまう恐れもあり、塗装をすることで防水性を高めることもできます。

しかし、以下のようなデメリットもあります。

基礎の塗装は劣化しやすい

基礎に塗装をすることで、「塗膜(とまく)」と呼ばれる、塗料を塗って出来る薄い保護膜ができて、基礎を守ることができますが、塗膜は雨水や紫外線が何年も当たり続けたり、付着した汚れを放置することで、徐々に劣化が進んでいきます。

 

基礎は地面と隣り合っていて、雨が降ると地面で跳ね返った雨水が当たりやすく、地面から舞った土ぼこりも付きやすいので、汚れやすい部分でもあります。

また、雨水が当たりやすいということは湿気も多くなるので、コケやカビが発生する原因にもなります。

 

このように、基礎部分は塗装が劣化しやすい環境にあり、さらに基礎は地面から水分を吸い上げるので、塗装をしてもすぐに剥がれてしまったり、ひび割れや汚れも発生する可能性が高いんです。

そのため、基礎の塗装をキレイな状態に保つには、外壁や屋根などよりも塗り替え頻度が高くなり、その分塗装工事にかかる費用も増えてしまう場合もあります。

このようなデメリットに直面しないためにも、基礎の塗装をしたい場合は、基礎専用の塗料を使ってもらうようにするのがオススメです。

基礎に起きる劣化

建物の基礎は、常に重たい建物を支えているので、当然年月とともに劣化していき、どんなに腕の良い職人さんが作った基礎であっても必ず劣化が起きてしまいます。

どんなものでも、いずれは劣化して朽ちてしまうのはもちろんですが、基礎部分に使われているコンクリートは、雨水や地中の水分の影響を直接受けてしまうので、こういった理由で劣化が進んでしまうんです。

ひび割れ

コンクリートは、水分を含みやすく温度の変化にも弱いという特徴があり、水分を含んだコンクリートは膨らんで、乾燥したときには収縮するので、ひび割れが起きてしまうんです。

また、夏の時期は昼間は気温が上がりますが、夜になると急激に気温が下がり、この温度変化でもコンクリートが動いてひびが入ってしまいます。

このように、基礎部分はお家の中にあるものとは違って、気候や気温の変化を直接受けてしまうので、基礎専用塗料で保護しておくことで傷みを抑えるのがオススメです。

汚れ

基礎部分に付く汚れで代表的なものに、「雨染み」が挙げられます。

劣化してきたコンクリートの内部まで雨水が浸透している場合に起こりやすく、さらに劣化が進んでいる状態では、コンクリートの中にある鉄筋のサビが、サビ汁となって基礎の表面に滲み出てきてしまうんです。

さらに、雨染みが起きている場所が日当たりの悪いところであれば、カビやコケといった汚れも発生してしまいます。

内部の腐食

基礎部分には、コンクリートの強度を高めるために鉄筋が入っていますが、基礎の劣化によって内部の鉄筋まで腐食するという怖い現象も起きてしまいます。

 

内部の腐食が起きてしまう原因のひとつに、コンクリートの中性化というものがあります。

一般的なコンクリートはアルカリ性の物質で、鉄筋をサビから守ってくれる役割も持っているのですが、雨水や空気中に含まれる二酸化炭素に長期間さらされていると、コンクリートの成分であるアルカリ性のカルシウム化合物が中性化してしまいます。

コンクリートが中性化すると、鉄筋のサビを防ぐことができなくなり、サビてしまった鉄筋が膨張して基礎部分のひび割れにもつながるんです。

 

このように、全体的な基礎の強度が下がることで、お家が傾く恐れがあるのはもちろんですが、地盤沈下が発生する原因となる可能性も高いので、基礎部分を塗装で保護するという方法は、長くお家を守っていくためにもオススメです。

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